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レファレンスツールその2 [しらべもの]

先日、ひさしぶりに法律関係の書籍の校正の仕事をいただいたので、気合いを入れてやりました。

で、そのときに使ったレファレンスツールをまたメモしておこうと思います。

まず、
①日本法令索引
http://hourei.ndl.go.jp/SearchSys/

法令の改正沿革が調べられます。使いこなすのは簡単ではないのですが、慣れると手放せません。ちなみに昔は国会図書館が書籍版を出していたのですが、ある時期からwebに移行したようです。

書籍版は、
『日本法令索引〔現行法令編〕』
『日本法令索引〔旧法令編〕』(3冊) です。

つぎ。

②法令データ提供システム(主に現行法令)
http://law.e-gov.go.jp/cgi-bin/idxsearch.cgi

③裁判所(判例)
http://www.courts.go.jp/

④内閣法制局(最近の法律)
http://www.clb.go.jp/index.html

⑤衆議院(制定法律。第1回国会から)
http://www.shugiin.go.jp/index.nsf/html/index.htm

⑥Webcat Plus(おもに全国の大学図書館の蔵書検索)
http://webcatplus.nii.ac.jp/

⑦国会図書館サーチ
http://iss.ndl.go.jp/
国会図書館の検索サイトは近年リニューアルしたのですが、個人的には使いにくくなってしまったと思っています。そういうわけで使用頻度はあまり高くない。

⑧近代デジタルライブラリー
http://kindai.ndl.go.jp/

⑨国立公文書館デジタルアーカイブ
http://www.digital.archives.go.jp/

これくらいがおもなところです。実際に調べるときは原稿の文脈に合わせてこれらを複合的に使っていくので、かなり複雑かつやっかいな調べ物となります。

これらのサイトのそれぞれの守備範囲を知っていないと、やみくもに時間だけがかかってしまうのでした。

これらのほかに、時間があったら

⑩法令全書(書籍)

にも当たりたいところでしたけど、残念ながら時間切れでした。

とりあえずきょうはこんなところで、勉強しよっと。

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レファレンスツール(参考図書) [しらべもの]

先日、国語の問題集(小学生用)の校正をしました。

前にも記事でも書いたけど、参考になるかなと思っていた次の2冊はあまり使えませんでした。

・『手書きのための漢字字典』(明治書院)
・『毛筆基本字典』(二玄社)

いやもちろんどちらもいい本だけど、問題を調べるのには別のものが必要になったのでした。そこで、実際に校正するのに使った辞書類を記してみると以下のようになりました。

・記者ハンドブック
・岩波国語辞典(第7版)
・角川新字源(改訂版)
・漢和大辞典(学研)
・学研新漢和大字典(2005年)
・広辞苑
・明鏡国語辞典
・新漢語林
・現代カタカナ語辞典
・旺文社全訳古語辞典
・ブリタニカ国際大百科事典
・百科事典マイペディア
・日本歴史大事典
・数え方の辞典
・現代俳句歳時記
・ホトトギス俳句季題便覧
・合本俳句歳時記
・日本の詩歌(中央公論社)
・名歌名句辞典(三省堂)

もちろん、電子辞書に含まれている辞書も多いのだけど、けっこうな量になりますね。

これくらいあっても、まだ十分とはいいがたい感じでした。

このなかでちょっとおすすめなのが、最後に紹介した『名歌名句辞典』。俳句を探すのはけっこう大変だけど、有名な俳句はだいたい載っていました。使いやすいのでなかなかよいです。

またときどき仕事の話も書いていこうかなと思います。

いや、ネット全盛時代ですが、あえてネットではない情報源にこだわってみたいなと。

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漢字の書き順の調べ方 [しらべもの]

しごとで漢字の書き順を調べることに。

書き順ってどこに書いてあるんだろうって思って、しらべてみました。

国会図書館の「リサーチ・ナビ」で「漢字の書き順」と入力して検索してみる。
http://rnavi.ndl.go.jp/rnavi/

が、めぼしいものはヒットしない。

そこで次は「レファレンス協同データベース」で同じことを試してみる。
http://crd.ndl.go.jp/reference/

こちらはたくさんヒットした。

そこからめぼしいものをメモして、書店へと足を運ぶ。神保町の三省堂へ。

この手の本は、だいたい書道コーナーにあった。
いろいろと手にとって見た結果、次の2冊がよさそうなことがわかる。

・『手書きのための漢字字典』(明治書院)
・『毛筆基本字典』(二玄社)

とりあえずこの2冊を近くの図書館で借りてきて、一件落着。これを使って問題集の校正をするのだ。

NDC分類は、どちらも728.4(書・書道)。

漢字の書き順というのは法令によるしばりはないようですが、文部省が、『筆順指導の手引き』(昭和33年)というものを出しているようで、だいぶ参考にされているようです。

おしまい。


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電子辞書 [しらべもの]

NEC_0200.JPG

電子辞書を買いました。カシオのXD-N6500です。

新しい機種のため、家電量販店では高価ですが、価格.comなどをうまく利用して、アキバのお店で購入。結果的に量販店よりも数千円安く買えました。21000円くらいでした。

電子辞書は年に何回か新しい機種が出ていますが、塔載されている辞書はあまり変わりません。そのあたりも考慮すると型落ちモデルでもよかったのだけど、少しだけ軽かったのと、新しいモデルには法律用語辞典が入っていたので(有斐閣ではないけど)、何かのときに使えるかなと思ってこちらにしました。

リトル・チャロの動画が見られるとか、なかなか楽しめます。

さて、編集や校正を仕事とする身としては、辞書選びには大いにこだわるところで、実際にこだわりました。

気になるのは紙の辞書とのちがい。あるいは、紙の辞書と電子辞書、どちらがよいか、ということです。
約半月使ってみて、いちおうの結論がでました。

結論。

(1)持ち運びに便利なのは電子辞書。これは間違いない。だれも否定できない。

(2)知識を増やすのに、あるいは勉強するのに有用なのは紙の辞書。異論はあるかもしれないけど、自分としてはこれはゆるぎない結論。

(3)ただ、漢和辞典に関しては手書き入力ができるので、この点については電子辞書が便利(自分が漢和辞典を使い慣れていないということもありそうですが・・・)。

→(2)の理由としては、電子辞書は基本的に調べたい単語と、それに対する表示が1対1で対応する関係であること。もちろん、辞書を引くという行為は本来的にはそういうものです。

しかし、実際に紙の辞書を引いたときには、調べたい単語にたどり着く前に相当な量の単語が網羅的に目に入ってきます。このときに無意識のうちに目に入ってくる単語が重要で、電子辞書との差はここにあるといってよいと思います。

つまり、1つの単語を引いて、それに対する表現を調べるという意味では基本的には同じ。
ただ、その過程で目にする単語の量が圧倒的に紙の辞書が多くなる。

serendipity という単語があります。さっそくカタカナ語辞典で引いてみると、
「本来期待していなかった価値が、別のことから偶然発見されること。または、それを見つける才能」
とあります。

英和辞典では、
「掘り出し物を偶然見つける才能、予期することなく大きな発見をすること」
とあります。

これがまさに(紙の)辞書を引く過程で起こることがらなのです。

だから、いまの高校や中学の先生は電子辞書をすすめているようですが(大学でも)、勉強の基本は紙の辞書です。紙の辞書を引かずして語彙は増えません。

電子辞書で育った子たちというのは、そうでない子に比べて何十倍も語彙や知識に差が付いてしまうのではないかと思います。

また、しらべものに関するスキルについては、電子辞書があるからといってしらべものに強くなるということはあまりなさそうです。書かれていることのどこに誤りがあるか、あるいはありそうか。疑わしいところ、確認しなければいけないところはどこか、これらを見つける能力は、単なるツールである電子辞書を持っているかどうかにはまったく関係ないと思います。

そういうわけで、どこかに出かけていって仕事をするときには便利だけど、レファレンスサービスのような調べ物に関するスキルはまた別に身につけないといけません。万能ではないということですね。当たり前か。

おしまい。

タグ:電子辞書
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過去の税法 [しらべもの]

きょうは過去の所得税法のある条文を調べていて、時間がかかってしまった。

現在の所得税法は「昭和40年法律第33号」ですが、この法律が施行される前の条文を調べたかったのです。つまり、「昭和22年法律第27号」 の所得税法。昭和39年か40年の六法にあたればいいや、と思って、軽い気持ちで図書館に行ったところ、図書館にはあまり昔の六法は置いていないことが判明。

調べたら昭和39年とか古いものは都立図書館ほか数件の図書館にしかない。ま、大学図書館にはあるだろうけど。

そんなわけで今日は解決できず疲れてしまった。図書館の職員の方々にもお時間をとらせてしまいました。ごめんなさい。

これが1件目。

実はもうひとつ調べていて、それは現行所得税法(昭和40年法律第33号)のある条文に改正が入ったかどうか。

日本法令索引と衆議院の制定法律の2つを使って調べてみた。約30年分くらいさかのぼって調べる必要があり、これが予想以上にたいへん。所得税法はこの間に180回くらい改正があったので、それを全部調べましたよ。

税法はやっかいだよね。きょうも疲れはとれず。さて、寝よう。

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プロ野球人名事典 [しらべもの]

プロ野球に関する原稿をチェックすることになって、この3日間てんてこ舞い。法律以外の原稿を読むのはかなりひさしぶりなので、手間取ってしまったけど、個人事業主となったいまではそんなことはいっていられない。

そこで、原稿を読む時間を少し削って司書モードに切り替え。調べ方を考えた。そして見つけたのが、日外アソシエーツの『プロ野球人名事典』。役に立ちそう。しかし、いわゆるレファレンスブック、参考図書だから、貸出可にしているところはあまりないだろうなと思いつつ都内の図書館を調べてみると、意外とある。今回は千代田図書館に行って借りてきた。

この本は、プロ野球選手の氏名、生年月日、出身地、出身高校、大学、所属球団などが書かれているのだけど、それだけではなくてドラフトの順位や、個人記録などが詳細に書かれている。もちろん、現役選手に限らない。

というわけで、原稿のチェックには予想以上に役立ちました。索引には出身高校別、大学別に氏名が書かれていたりします。この本を作ることをイメージしたら気が遠くなりそうだけど、ほんとうに便利でした。

日外さん。これからもよいレファレンスブックを作ってください。

ちなみにこの人名事典は2003年版が最後。最新版が出たらいいな、と思う。

調べていく過程で、各球団の選手名鑑なども見たのだけど、ピッチャーって、各球団40人くらいずついるんだね。もちろん2軍も含む数字だけど、びっくりしました。1球団に40人ですよ! 数日だったけど、野球にすごく詳しくなった気がするのでした。

さて、仕事で使ったレファレンスブックについて、これからもときどき書いていこうと思います。

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地図読みに関する文献あれこれ [しらべもの]

先日、地図読みの上達法についてちょこっと書きましたが、さすがにあれだけでは無責任なので(汗)、今回は地図読みに関する文献の調べ方について紹介します。

まず、身近な図書館の文献検索ページを開きます。その中で、「分類」あるいは「NDC」という項目を探してください。見つかったら、そこに「448.9」と入力して検索するだけでOKです。

NDC(Nippon Decimal Classification)というのは、「日本十進分類法」のことです。図書館にあるすべての文献は基本的にこの分類法に従って数字で分類されています。たとえば、小説なら913.6というように。そこで、地図に関する分類を調べてみると、地図学というものがありました。その分類が448.9です。

ただ、この分類検索はあまり一般的ではないため、図書館によっては検索できないものもあります。その場合は、実際に図書館の448.9のコーナーに行ってみてください。そのほうが早いかも。

さて、この448.9の分類を検索しておもしろそうな本を3冊見つけました。こんなのどうでしょう。

①マーク・モンモニア著・渡辺潤訳『地図は噓つきである』(晶文社、1995年)

内容紹介文
地図は正しい、と信じていませんか。地図には実は、噓がいっぱい隠されているのです。見えない噓のかしこい見ぬき方から、抜け目ない地図のつくり方まで。気鋭の地理学者による、新鮮な発見にみちた正しい地図の読み方作り方

②西ケ谷恭弘・池田晶一・坂井尚登『地図の読み方事典』(東京出版、2009年)

内容紹介文
地形の変化や、歴史上の事件の謎解きのカギは、地図に載っている! 地図から自然や歴史を読み取るノウハウを解説。地形図読解の基本や、地図の歴史も取り上げる。

※この本を出している東京堂出版は、マニアックな辞典・事典をたくさん出している出版社です。

③浮田典良・森三紀『地図表現入門 主題図作成の原理と実際』(大明堂、1988年)


次はちょっぴりマニア向けの検索方法です。まず国会図書館の検索ページを開きます。
http://opac.ndl.go.jp/
そして、「一般資料の検索/申込み」をクリックしたら、上と同じように、「分類記号」のところに448.9と入力して検索します。すると、自治体の図書館とは比較にならない数の文献がヒットします。これが、国会図書館に「地図学」として分類されている本の一覧ということになります(国会図書館独自の分類(NDLC)も実はあるのですが、さらにマニアックなのでここでは省略)。

時間があればこの一覧をずっと見ていくとよいでしょう。時間がなければ、さらに「タイトル」のところに「読」と入れて絞り込み検索をしてみてください。地図読みの「読」です。つまり、分類の「448.9」と「読」で絞り込むということです。すると、地図読みに関係するような本が手ごろな数でヒットします。

雑誌の記事はまた別にあるのですが、それはそれでまたの機会に。
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