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石田衣良『憎悪のパレード』 [books]



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池袋ウエストパークシリーズ第11弾。第10弾でしばらくお休みだったこのシリーズ。いつのまにか11弾が出てました。

今回は、
・北口スモークタワー
・ギャンブラーズ・ゴールド
・西池袋ノマドトラップ
・憎悪のパレード
の4作が収録されてます。

なかでもおすすめは、「ギャンブラーズ・ゴールド」。
会話を抜粋して引用しようと思ったけど、うまく引用できないのでやめました。

また、以下は「西池袋ノマドトラップ」のなかの文章。

「なぜだろうか、パソコンのまえに座る人間って、妙に退屈そうに見えるよな」

「『ネットを熱心に見てるのは、どんな人間だと思う?』
 自分の人生が充実していれば誰もネットなんかみない。
 『ひまな人間かな』」

「金が動いたということ以外で、ここになにか人間の仕事があるのだろうか。おれは思うのだけれど、ネットに限らずおれたちのビジネスはだんだんとレベルが低くなっていないだろうか」

ちょっと身につまされました。

北口スモークタワーもおもしろいし、憎悪のパレードも読みごたえがあります。ただ、憎悪のパレードは気合いが入ったのか少し長く、構成が複雑です。読むほうも気合いを入れてどうぞ。

それからこのシリーズにしてはめずらしく下ネタが多いです。石田さん、なんかあったのかな?
あるいは、同時進行でまたエッチな本を書いてるとか(失礼!)。

ま、そんな感じで。

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『いまさら誰にも聞けない医学統計の基礎のキソ』 [books]

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3巻まであるシリーズもの。ようやく3巻すべて読みました。
仕事でときどき医学論文に関係するものを読むので、知っておいてソンはないと思い見つけたのがこの本です。

とてもわかりやすくて、いい本です。というか、ここまでわかりやすく書いてある本に出合ったのはひさしぶり。
やっぱりこういう本がいい本だよね、と自分で納得。こういう本づくりをめざそうと思う。

誤植や気になる言い回しはたくさんあるのだけど、それは本質的なことではないので、ここでは置いておきます。

だれにでもおススメできるものではないけど、機会があればどうぞ。大きな書店に置いてあります。
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『カラマーゾフの兄弟』(集英社コンパクト) [books]

そういえば、『カラマーゾフの兄弟』(集英社コンパクト、1964年)を借りて少し読みました。

これは江川さんの訳ですが、完全なダイジェスト版でした。

この本は厚めの新書くらいにおさまっています。これ1冊でおもしろさがわかるのかどうかはわかりませんが、やはり読むのは遠慮しておきました。

世界文学全集よりも前に出版されているためか、世界文学全集の訳とも異なっています。

そんな感じでした。

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謎とき『カラマーゾフの兄弟』 [books]

カラマーゾフの兄弟はこれまで2回ほど挫折しています[あせあせ(飛び散る汗)]

それで、今回が3回目の挑戦になりそうです。とはいえ、そういうわけで全然気楽なものです。ダメもとだし。

なぜ、突然読む気になったのか、ということですが、仕事で『文学界』(文芸春秋)の古い記事を探していて、そのついでに翻訳者の江川卓さん、小説家の日野啓三さん、評論家の桶谷秀昭さんの3人がドストエフスキーについて話している記事を見つけたからでした(ドストエフスキーの没後百年の年)。

コピーして読んでみたところ、とてもおもしろかったので、また読みたくなったのでした。

江川さんの研究の深さにはかなり驚かされたので、江川さんの訳で読んでみたい。

すごい人って世の中にたくさんいるんだと、あらためて実感。自分が知らないだけなんだよね。自分からそういう人たちに(故人も含めてだけど)アプローチしていくことが大事なのだ。

そういうわけで、まずは江川さんの解説書から。これも深い。ドストエフスキーにはキリスト教が関係してくるので、聖書も手元に置きながら読みます。

そもそも、なぜ「カラマーゾフ兄弟」ではなく、「の」が入って「カラマーゾフの兄弟」なのか、というところから解説が始まります。たしかにそうだ。

あせる必要もないので、のんびり読みます。

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rainbowloom スターターキット [books]

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rainbowloom スターターキット

なんのことだかわからないと思うのですが、これはアメリカ発の輪ゴムで作るブレスレットのことです。アメリカのほか、イギリスなどではやっているらしく、最近、日本にも上陸してはやっています。

なので、私も作ってみました。というか、仕事でちょっと関係があったもので。

編み物などやったこともなく、とてもめずらしい体験となりましたが、いちおう一番簡単なものはできました。
それが下の写真

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いろんな色の輪ゴムが入っているので、好きな色で作るとなかなか楽しい。

けっこうはまるかもしれないですよ?

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ダ・ヴィンチ2015年1月号 [books]

最近は本の魅力に再びとりつかれたような感じです。

どうして校正を仕事にしているのか。答えはずっと出してきませんでしたが、一言でいうと、やっぱり本が好きだからなんでしょうね。

好きということばで本当にいいのかどうか、じつはずっと考えているところなのですが、ひとまずいまはこのことばにしておきます。
大切、ということばのほうがあってるかも。いやそれも・・・。笑

いい本に出会えたときの幸福感は他の何物にも代えがたい。そんなところが仕事の原動力になっているのではないかと思います。

さて、ダ・ヴィンチ2015年1月号のマンガ、今日マチ子(原案=山本 渚)『吉野北高校図書委員会』と、千早 茜『あかがね色の本』にはちょっと心動かされてしまいました(マンガのほうはややおおげさかな)。

千早さんの本は読んだことがなかったけど、さっそく図書館で予約しちゃいました。

最近のマイブーム恋愛ものです。笑

来年の目標の一つに読書量を増やすことをあげようかなと思案中。それも、大幅に。

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『チェーホフ 短篇と手紙』 [books]

翻訳ものはしばらく敬遠していたのだけど、なんとなく手に取ってみる気になったのがこの本。

外国語を日本語に訳する過程で、どうしてももともとのニュアンスが失われてしまうから、という理由で翻訳ものは読んでいなかったわけですが、あまりそのあたりは深く考えずに読んでみようと思ったのでした。

で、チェーホフです。ええと、一言でいうと笑えます。笑

たとえば「たわむれ」という作品はこんな感じです。

ある日、2人がデートしています。文章からは付き合っているのかどうかはわかりません。でもデートには行くという微妙な関係かな。

2人は高い丘の上にいます。ふと見ると、近くにはソリが。男は一緒に滑ろう、と誘います。しかし女は怖いからいや、と、本気で答えます。相当怖そうです。

それでも男の誘いに根負けした女は、しぶしぶ滑ります。そして2人とも相当怖い思いをします。

滑り終える途中(相当な恐怖のなか)、男は、ふと「僕 あなたを 愛しています ・・・」とささやきます。

女は死ぬかと思いながら降りてきて、もう乗らない、と言います。しかししばらくして冷静になってみると、なにか声が聞こえたような気がしてきました。

そこで、「あの、もう一度・・・滑りません?」と女。

2人はまた滑り下ります。男はまた同じことをいいます。女は恐怖におびえながら滑っているので、本当に声が聞こえたのかどうかやはりよくわかりません。

そこで「そり滑りが気にいったんですもの」といって、また誘います。

男はまた言います。女は恐怖でまたよくわかりません。

そんなこんなで、2人は毎日丘の上に滑りにいくことになります。

まだ続きますが、そんな話。なんだかおかしいです。

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代官山tsutaya [books]

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代官山tsutayaに行ってきました。

近くのお店に行くついでに行ったのですが、この代官山tsutayaは「見事」という言葉しか思いつきませんでした。

店内の設計デザイン、色づかい、選書、本の並べ方・・・。

また、あらためて行ってみようと思います。

児童書のコーナーにも行きました。他の書店では見たことのない本がたくさんありました。他のコーナーもそうですが、選書がすばらしいのではないかと、少し見ただけですが思いました。

おもしろかった絵本を1冊。ぜひ読んでみてください。

作: 板橋 雅弘・絵: 吉田 尚令『パパのしごとはわるものです』

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『サウスバウンド』 [books]

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夏っぽい装丁です

奥田英朗さんの『サウスバウンド』を読みました。この本は上下2巻です。

上巻の舞台は中野。ブロードウェイとか出てきます。そして下巻は一気に沖縄。表紙のイラストからもわかるように、沖縄の物語です。

上巻はともかくとして、下巻は今の時期にピッタリ。夏を満喫できます。そして読後感もかなりさわやかなのでおススメです。

気になった言葉をちょっと引用します。

「ううん。世間なんて小さいの。世間は歴史も作らないし、人も救わない。正義でもないし、基準でもない。世間なんて戦わない人を慰めるだけのものなのよ」

もと過激派だったという母親のことばです。ふかいなあ。


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阪田雅裕『政府の憲法解釈』(有斐閣、2013年) [books]

まず、きょう現在の防衛省のホームページから引用します。

「(4)集団的自衛権
国際法上、国家は、集団的自衛権、すなわち、自国と密接な関係にある外国に対する武力攻撃を、自国が直接攻撃されていないにもかかわらず、実力をもって阻止する権利を有しているとされています。わが国が、国際法上、このような集団的自衛権を有していることは、主権国家である以上当然です。しかしながら、憲法第9条の下において許容されている自衛権の行使は、わが国を防衛するため必要最小限度の範囲にとどまるべきものであり、他国に加えられた武力攻撃を実力をもって阻止することを内容とする集団的自衛権の行使は、これを超えるものであって、憲法上許されないと考えています」

ここに書かれていることがいま言いたいことのすべてです。今までの内閣が集団的自衛権を認めてこなかったのは、9条に違反するからです。簡単です。だから、解釈を変えたとしても、9条は変わっていないのですから、それに基づいて改正される自衛隊法などは9条に違反することになるでしょう。

さて、元内閣法制局長官が書いた、『政府の憲法解釈』という本を読んでいます。この本はなかなかわかりやすくていいです。おすすめです。

これから起きうることを考えてみました。

①自衛隊法などが改正される。海外で武力行使ができるようになる。
②米軍などと一体で武力行使が行われる。自衛隊が外国のだれかを殺害する事実が発生。
③日本がテロの対象になる。
④あるいは武力行使にともない、自衛隊員に死亡者・負傷者が発生する。

いや、本当に自衛隊のみなさん、命にかかわることなのですが、大丈夫でしょうか。命令があれば本当に外国にいかなくては行かない状況になるんですけど。

憲法を変えずに、内閣の考えひとつでなし崩しにしてしまうということは、法の支配ではなく、まさに「人の支配」です。いま報道ステーションで、憲法学者が言ってました。

ちなみに、以前、アベは法の支配ということばを知らなくて(法学部政治学科卒なのに)、「法律の支配」と言って、国内の法学者からこきおろされた経験があります。ネットでひくと、今でもたくさんでてきます。

戦争に巻き込まれることはない、とアベは言ってますが、歴史を学べよ、と言ってやりたい。

もはや呼び捨て。名前を書く価値もない人間だし。

最後の砦は、裁判所。海外派兵差し止めの仮処分が認められることを祈ります。ただこれは薬事法違憲判決と同様、国民の同意なしに強引に行われているものなので、違憲とされる可能性が高いとは思います(つまり認められるということ)。

裁判官の「正義」に対する感覚が問われます。


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